知っておくべきカードローンの契約期間に関する基礎知識
カードローンにより借り入れを行うと、通常は契約期間が設定されますが、その契約期間に関する内容を正確にご存知でしょうか。このカードローンにおける契約期間の意味を正確にご存じでない方は結構多いです。よくあるのは、借り入れたお金の返済については、契約期間内に完済させなければならないと認識しているパターンですが、いつまでに一括返済するというような期日が契約で定められているような場合を除いて、契約期間というものは、完済期限を意味しているわけではありません。といっても、もちろん契約期限が来たら返済がなくなるというわけではありません。契約期限が来た段階で返済がまだ残っている場合は、契約で定められた利率で完済するまで返済を続けていくことになります。では、カードローンにおける契約期限というものは、何の期限を意味しているものなのでしょうか。
実はカードローンにおける契約期限とは、借り入れの権利を行使できる期間のことを意味しています。例えば限度額が10万円に設定されている人が現在5万円を借り入れしているとして、もう5万円まで追加で借り入れをする必要が生じた場合、契約期限前までなら、追加の借り入れができるというわけです。
通常、特に何も問題がなければ契約期間は更新されるものですが、場合によっては契約が更新されない場合もあります。具体的には、返済において延滞をしていたり、他社のカードローンからも借り入れをしている、住所や勤務先が変わった場合に連絡をしていなかったなどの項目に該当する場合、返済能力に問題ありと見なされて契約更新が行われない場合もあるので注意が必要です。