カードローン申込時に記入する勤務先情報について知っておくべきこと
カードローンの申し込み時に記入する項目の一つに、勤務先に関する項目があります。なぜ勤務先の会社名や住所、連絡先まで記入しなければならないことに関して、勤務先にカードローンの申し込みをしたことを知られてしまうのではと不安に思う方は少なくありません。では、なぜカードローンの申し込みにおいては勤務先情報の記入が必要なのか、そしてそれはどのように使用されるのでしょうか。
カードローンの業者が申込者に勤務先情報を聞くのは、申込者に返済能力があるかどうかを審査するための材料として使うためです。カードローンの審査が通るかどうかのポイントの一つは、毎月一定の収入があるかどうかであり、それを確かめるためには、収入証明書などの書類を提出してもらうのももちろんですが、その人が申告した勤務先が実在する会社もしくは団体であることを確認する必要があるのと、その人が確かにそこに在籍している社員もしくは職員であることを確認する必要があるからです。ですので、もし、申し込み時に勤務先情報について嘘の情報を記入していたとしたら、当然審査は通りません。
それと業者は、在籍確認のために、勤務先に電話をします。カードローンの利用において、これはどうしても避けることはできません。通常、業者は業者名を出さずに個人名で電話をするなど、貸金業者からの電話だと周囲にばれないように配慮をしてくれますが、業務の都合で自分の席にいないことが多いなど、不安に思う点があるのであれば、申込者の指定した日時に連絡を入れるようにしてくれるなど、ある程度、要望に応じてくれる場合もあります。