銀行系カードローンへと変貌したプロミスとは
今や三井住友フィナンシャルグループの一角となり、知名度とともにその存在感を増しているプロミスですが、その歴史は意外に古いものです。ここで、少しばかりプロミスの歴史を紐解いてみることにしましょう。
1954年6月に利息制限法施行、出資法が施行されてから約7年後、1962年3月に大阪にて関西金融という会社が設立されました。この会社がプロミスの前身となった会社です。その後、1969年には東京へ進出し、1974年には業界初のコンピュータシステムの導入を行います。1980年には社名がプロミスとなり、全国ネットワークが完成しました。この時点で現在のプロミスの基盤が出来上がったと言えるでしょう。
その後は、1993年に日本証券業協会への店頭登録により株式を公開後は、東京証券取引所2部、東京証券取引所1部へと上場していきます。その間も関連法規の改正による利率の引き下げ等を経て、インターネット時代の到来により、1998年にはインターネット店舗の開設に至ります。
そして、2004年6月には三井住友フィナンシャルグループと業務提携および資本提携で合意し、その年の9月に契約締結となりました。三井住友フィナンシャルグループ入り後は、三井住友銀行の子会社であったアットローンの子会社化と吸収合併、三井住友銀行とのローン商品における業務提携などを経て今に至ります。
現在では、同じ三井住友フィナンシャルグループ傘下の三井住友銀行のカードローンの保証業務を行うなど、銀行系カードローン会社とのしての存在感を一層増して来ています。